一部の組織によって管理されています と表示されてwindows updateが出来ない

Windows Server 2016でWindows Updateをしようとしたところ、「一部の組織によって管理されています」と表示され、「更新プログラムのチェック」ボタンが押せなずUPDATEが出来ない状態になりなっており調べてみました。

状況確認

まず、AD（Active Directory）で制限がかかっているのか確認しましたが、問題なし。それでも状況は変わらなかったので、「？？？」と悩みつつさらに調べたところ、ローカルグループポリシーで制限がかかっていることがわかりました。

解決方法

以下の手順でローカルグループポリシーの設定を変更します。

1. グループポリシーエディターを開く
   「ファイル名を指定して実行」やタスクバーの検索ウィンドウに

   gpedit.msc

   と入力し、「ローカル グループ ポリシー エディター」を起動します。

2. 設定の確認と変更
   左側のツリーから次の順に選択します

   コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → Windows コンポーネント → Windows Update

   「Windows Update のすべての機能へのアクセスを削除する」という設定項目を確認。
   この設定が「有効」になっていた場合は、「無効」に変更します。

   
   
   

3. 設定を反映
   設定を変更した後は、再起動を行います。これを忘れると反映されない場合があるので注意してください。

結果

再起動後、「更新プログラムのチェック」ボタンが押せるようになり、無事にWindows Updateができるようになりました。

確認した所、Windows Server 2016だけでなくwindows 10でも同様の操作でupdate制限の解除が出来るようです。